黒峰

黒峰(くろみね)【脊梁北端 西郷退路を往く】1283m

登山口:栗藤 ルート:R218→小峰→沢津→栗藤

歩行時間:4時間

難易度:1 初級者・一般

アクセス:R218→小峰→沢津→栗藤 緑仙峡の手前を左折し車で5分ほどで登山口のある栗藤集落に着く。特に駐車場はない。石碑(写真1)が立つ付近、通行の邪魔にならないよう注意して車を停める。集落の真上にそびえるトンギリ山に向かって集落の中央を東に登れば左手に登山道が取り付く。その他黒峰へは鎌野の不動峰方面から、また五ヶ瀬町一の瀬からも登山道があるが道中の花を多く楽しめるこのルートを勧めたい。ここまで矢部中心部から車で約45分

山容紹介:九州脊梁の最北端に位置し、その主稜線は山都町馬見原から延びている。脊梁の山としては珍しく頂上一帯がカヤ場となっていて、眼下には広大な山都町の台地が広がり遠く有明海も望める。北の阿蘇五岳・くじゅう方面の展望も抜群である。尾根の南には三角錐の見事な山、トンギリ山が直下にそびえ、小川岳〜向坂山へと主稜線が続く。そのトンギリ山(1250m)へは、西郷さんも通ったと伝えられる一の瀬越えをはさんで30分の距離で着く。この頂きも眺望が素晴らしく緑川峡谷一帯、五ヶ瀬町鞍岡方面、脊梁北部の峯峰を一望できる。

コース紹介:栗藤登山口からしばらくは右手に棚田の跡をみながら谷に沿って人工林のなかを登っていく。谷を登りつめ今度は左手に谷音を聞きながら進むと石灰岩質の土壌となり、春先にはイチリンソウやヤマシャクヤク、ハシリドコロ、ササユリ等が楽しめる。しばらくでスズタケ茂る支尾根にとりつく。峠の手前5分のところに左、黒峰の分岐があるがそのまま直進すると西南戦争の際、西郷さんが人吉までの退路として通り休息されたという峠に着く。黒峰へはここを左に進む。しばらく急登でカヤ場に達すると視界が開けジクザクに登ること30分で頂上に着く。下りはカヤを踏んで滑らないよう注意しよう。 登山口〜90分・一の瀬越峠〜30分・頂上(往路2時間)、下山1時間30分 トンギリ山往復30分別途

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トンギリ山から見た黒峰の山容

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写真1 登山口 ヤマシャクヤク 夫婦ブナ トンギリ山