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山のまつり

山のまつり
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巨大な「大造り物」の引き廻しで知られる『八朔祭』。農民を思いや町衆によって始まったこの祭は、今でも地域の豊かさを伝える秋の風物詩です。

田の神に感謝し収穫の目安を立てる日とされる八朔(旧暦8月1日)に、豊年祈願と商売繁盛を願い行われる『八朔祭』。宝暦7(1757)年、不作続きに悩む時の惣庄屋・矢部忠兵衛公豊に、細川藩が豊年祈願祭の開催を命じたことに始まり、約250年経った今でも地区の大祭として親しまれています。高さ3〜4m、大きいものでは5mを超える巨大な「大造り物」は、商店街の各連合が趣向を凝らし、競い合って造られます。

テーマは世相を風刺したものや動物などさまざま。また、竹や杉、シュロの皮など山野に自生するものを材料にするのが矢部の「大造り物」の特徴。ダイナミックな「大造り物」には、自然への感謝や細やかな心配りが随所に織り込まれています。

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8月下旬の土・日曜に行われる「火伏地蔵祭」は、各町内で奉納される「造り物」、勇壮な「裸みこし」など、地区の行事として300年以上も続く歴史あるお祭りです。

祭の起源は永禄6(1563)年、藤原之八田越俊氏(現在の八田家初代)が馬見原の竜専寺より現在地の地蔵堂へ移し、火伏祈願を行ったことに由来します。日向往還の宿場町として栄えた往来には、日用品を扱う問屋が軒を連ね、熊本、宮崎、大分から集まる行商人で賑わっていました。名物の「造り物」も商家ごとに奉納され、その店で扱う商品が材料になりました。その多くは茶碗などの日用品。解体した後も売り物にできるように、釘やノリは使わずに造られ、その手法は今でも受け継がれています。

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毎年9月の第2日曜日に開催される「文楽の里まつり」は、『文楽の里』をアピールするための一大イベントとして昭和58年に始まりました。熊本県の重要無形文化財「清和文楽人形芝居」の特別公演をはじめ、自慢の高原野菜や特産品の展示即売会、楽しいステージイベントなどが催され、たくさんの人で賑わいます。